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2013年8月 9日 (金)

「年をとると演歌の良さがわかる」は本当か!?

一応、本日8月9日は、
我らがホン・ジニョンが各種公式プロフィール上で
誕生日として設定している日です。

昨年は当ブログでもこんな記事を書いたりしました。

ですが、今年になって別の誕生日が存在する可能性が出てきたため、

とりあえず当ブログでは、今年から誕生日関連は一切スルーしてます。

誕生日の設定がいろいろある理由はよくわかりませんが、
1985年生まれってとこはブレてないので
(進学時の年齢や、父親との年齢差も矛盾がありません)

とりあえず年齢詐称はなさそうなので、念のため。



それはそうと、今回はちょっと興味深い芸能ニュースがありまして。

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7月の歌番組平均視聴率

全国のど自慢(KBS) 15.3 %

歌謡舞台(KBS) 12.5 %

人気歌謡(SBS) 4.6 %

音楽中心(MBC) 4.2 %

ミュージックバンク(KBS) 3.6 %

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K-POPに詳しい方ならだいたいご存じかとは思いますが、
あれだけ盛り上がっている風のK-POP歌番組ですが
視聴率となると実は苦戦しまくっているというのはまあ有名な話でして、

そのあたりも踏まえて、
「意外と演歌の人気は健在です」としつつ、
K-POPと演歌の違いを考察する内容です。

なんですが、

一カ所だけ、
「年齢とともに演歌の味を知るという視聴者が多い」という分析、

ブログ主はこれはちょっと怪しいと思うのです。



ブログ主は今30代ですが、
10代のころからずっと演歌・歌謡曲を聴いています。

初めて買ったCDは演歌アルバムですし、
初めて行ったコンサートも演歌のリサイタルです。
まだ中学生のころですが。

当時から演歌・歌謡曲番組は欠かさず見ていますし、
演歌コンサートにも定期的に足を運んでます。
もちろんカラオケでも演歌・歌謡曲ばっかりずっと歌ってます。

で、そんな20年間を振り返ってですね・・・

「年をとってから演歌を聴くようになった」人に
なんかあんまりお目にかかったことがないのです。



いや、正確にいえば、
「年をとってから演歌を聴くようになった」ように見える人たちが
いた時期があるにはありました。

2000年代前半あたりです。

この時期、ブログ主は大学生だったのですが、
演歌・歌謡曲好きとしては夢のような時期でしたね、今思えば。

ちょうど団塊世代が一斉に退職時期を迎えるとかなんとかで、
その人たちのリタイア後の趣味投資をあてこんで、だったと思うんですが、

70年代演歌・歌謡曲のレコード音源を復刻したコンピレーションCDが多数リリースされ、
テレビでも特にTBSやNHKでも懐メロ特集番組がバンバン組まれ、
本人による曲のリメイクや、J-POP歌手によるカバー作品も登場するなど、
ちょっとした懐メロ復古ブームになってました。

ちょうどMP3プレーヤーの登場時期に重なったこともあり、
貴重な70年代のレコード音源やステージ音源をMP3で録音しまくって
一気に大量に収集したものです・・・ああ懐かしい。

で、このとくの主要ターゲットだった、当時の主に50代の年齢層ですが、

若いときは70年代アイドルなどの歌謡曲中心を聴いていたのが、
この時期になるとセットで演歌も聴くようになっていたため、

まるで「定年あたりの年齢になって、演歌の良さがわかってきた」
かのように見えていたわけです。



ところが、あれから10年。

各種演歌番組の客席の様子を見ても、
自分が演歌コンサートに出かけたときの周囲を見ても、
演歌歌手のイベント客層を見ても、

今、演歌を聴いているのは60代後半からです。

そうです、10年前に50代以降だった客層が
そのまんま60代になって今でも演歌を聴いている。

年をとって演歌の良さがわかるのなら、
10年前に40代だった層が新たに加わって、
今でも50代から演歌を聴いていたっていいはずなのに。

明らかに、今の演歌の客層、
10年前の人たちがそのまんま年をとっています。

で、今の50代はというと、意外と洋楽派が多かったりして、
「演歌なんて」とそっぽを向いてたりします。



そもそも、年齢とともに音楽の好みが変わるかどうか、
結構アヤしいものがあります。

今の40代を見てください。
意外とK-POPにハマってたりするのがこの層です。

その40代の青春時代といえば、80年代アイドルの全盛期です。
で、今のK-POP、ノリが80年代アイドルにかなり近いものがありまして。

つまり、20年たってオジさんオバさんになっても、
あんまり好みは変わってないということになるわけで・・・。



というわけで、結局今演歌を聴いている年配の人たちというのは、
年をとってから聴き始めたってわけでもなくて、
実は若い頃から多少演歌に触れていたのでは、となるわけで、

70年代歌謡曲の全盛期といえば、
まだ演歌と歌謡曲って番組でもあんまり分かれてない時期ですから、
まあ、そう考えられますよね。

これが80年代になると、
演歌と歌謡曲・ポップスの距離が開いてきて、
「紅白に出ないのがステータス」な売れっ子ポップス歌手が登場したりなんかして、

90年代に入るとJ-POPは完全に演歌と決別しますんで、
それ以降の世代だと、演歌・歌謡曲に触れるパターンというのが
「紅白を見て」「祖父母に聞かされて」だけになってしまいます。



で、今の韓国。

若手の演歌歌手もいますし、
若い人でも歌える演歌ヒット曲もでてますが、

若い人といっても、
30代なら民主化運動より前の生まれだったりしまして、

まだ「ああ大韓民国」みたいな、大統領オススメの演歌・歌謡調の曲が、
半ば強制的にねじ込まれてくるような時代の直後に育ってるわけでして、

若いといっても、日本の60代と同じく、
なんだかんだで演歌に触れる機会のある土壌はあったと思われ、

30代でそんななんだから、
50代以上なんか言わずもがなで、

そう、ちょうど10年前の日本のように、
まだ「年をとってから演歌を聴くようになった」ように見えている
段階なだけなんだと思います。



今、全国のど自慢で「愛のバッテリー」を歌っているような女子高生たちが、
あと30年たってもまだ40代。

その頃でも、我らがホン・ジニョンはまだ50代。

そう考えると、韓国の演歌界が、今の日本の演歌界のような
「もうこの先にっちもさっちもいかない」どん詰まり状態に陥るのは
まだ当分先なのかもしれないし、

ただ、日本で起こる変化はたいてい韓国でも起こり、
しかも韓国で起こるときには日本よりも激しい形で起こるというのが
ここまでの「お決まりの展開」だったりするので、

さあ、この先どうなるんでしょうか。

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